牛乳の最新研究で「脳や健康に良く、太らない」と判明!

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こんにちは!
牛乳は体に良い…そのことを証明する研究報告があります。

前回、早稲田大学の研究による「牛乳がうつ病や睡眠にも効果がある」という記事を書きましたが
今回ご紹介するのは海外の研究結果となります。

▼前回の記事はこちら

 2019.04.09
牛乳は【うつ病】や【睡眠】に効果あり!?

なぜ全脂肪乳があなたに一番良いのか?

以下、Dr Michael Mosley(マイケル・モーズリー先生)の執筆記事Daily Mail Onlineより翻訳。

マイケル先生が子供の頃、みんな脂肪分の多い牛乳を飲んでいましたが、1970年代になると牛乳に含まれる『飽和脂肪が動脈をブロックする』と警告されるようになり、みんな健康を心配してスキムミルクに切り替えたり、牛乳を飲むことを諦めていました。
その結果、イギリスでは30年前から徐々に牛乳の消費量が減少し、ついには3分の1にまで低下

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最近の調査では、35歳未満の人の多くが健康や道徳上の理由から乳製品の摂取しない傾向にあることが分かりました。
代わりに、大豆・アーモンド・ココナッツミルクなどの植物由来の代替品を選んでいます。
マイケル先生の娘『ケイト』もその一人で、彼女は牛乳が不快な飲み物で“太る”原因だとしてアーモンドミルクに切り替えていました。
彼女の行動は今や驚くほど一般的です。

世界人口の約60%もの人が【乳糖】と呼ばれる牛乳に含まれる糖質を体内で分解するための酵素(ラクターゼ)が欠けていて、牛乳を飲むと「胃の炎症」「ガス」「鼓腸」などの不快な症状を引き起こしてしまいます。
しかし、大多数の人はそのような症状は軽く、重度の乳糖不耐症の人でも(乳アレルギーでない限りは)牛乳を全く身体に受け付けないわけではないので、代替品を飲むよりも牛乳のほうがよっぽど効率よく栄養が摂れるのです。

健康上の理由から乳製品を代替品に切り替えている人には、知ってほしいことがいくつかあります。
乳製品から切り替えることは、実際には骨や心臓、あるいは脳にも悪影響を及ぼす可能性があるのです。
そして、皮肉なことにあなたの身体を太らせてしまうこともあります。

これから説明する証拠を目の当たりした時、あなたも牛乳を再び飲むようになるかもしれません。

アーモンドミルクはあなたの脳を保護しない

牛乳には、ナッツやオート麦のミルクには含まれていない必須栄養素がたくさん含まれています。
例えば、高レベルの「タンパク質」「ビタミンB」「ビタミン12」

乳製品が健康な骨に不可欠な「カルシウム」の優れた天然源であることは誰もが知っていますが、他にも同じくらい重要な「ヨウ素」と呼ばれる栄養素が入っていることを知っている人は多くありません。
なんと、1杯の牛乳(全脂肪、半脱脂または脱脂)には、推奨される1日のヨウ素摂取量の約70%が含まれています!
ヨウ素は、乳児の脳の発達や、成人の代謝・精神面の調節にも不可欠です。

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植物ベースのミルクには、牛乳に含まれる量のわずか2%しか含まれていないことが研究によって示されています。
また、ヨウ素は貝類や白身魚にも豊富に含まれていますが、イギリスの一般的な食事の中では牛乳のほうが遥かに多くのヨウ素が含まれており、ヨウ素の源といっても過言ではありません。

イギリスは世界的にもヨウ素が欠乏している国の一つであるという事実を考えると、私たちは得ることができるすべての情報が必要です。
悲しいことに、若い女性の多くは植物ベースの代替品を支持して動物性食品を避ける傾向にあることが統計的に分かっています。
2011年イギリスで、10代の女性を対象とした調査では70%近くが許容最低値を大幅に下回るヨウ素レベルでした。

ヨウ素は甲状腺から放出されるホルモンの「チロキシン」を作るのに必要であり、あなたの身体が食物をエネルギーに変換するのにとても効果的な成分です。
体内のヨウ素レベルが低い状態が続くと、エネルギーの燃焼を含む重要な身体機能の低下をもたらします。
それは体重増加と精神状態の変動をもたらす「甲状腺機能低下」として知られているものです。

さらに心配なことに、妊娠中の女性のヨウ素欠乏は彼女の胎児の脳に影響を与える可能性があります。
軽度~中度のヨウ素欠乏と判断される1万4,000人の女性から生まれた子供が、読書能力とIQスコアに大きな影響を及ぼしました。

5万人近くの赤ちゃんを対象にしたもう1つの研究では、母親と新生児のヨウ素摂取の両方が3歳の子供の神経発達に大きな影響を与えることがわかりました。
低レベルのミネラルは「言語発達の遅れ」「行動上の問題」および「子供の運動能力の低下」と関連していました。
これは、甲状腺ホルモンが不足すると胎児の脳の発達が鈍くなるために起こります。

乳脂肪があなたの空腹感を抑える

マイケル先生は、飽和脂肪が自らの健康とウエストラインに与える影響を恐れていました。
1980年代、スキムミルク(約0.3%の脂肪)はとても水っぽく、それを胃に入れることができなかったので、代わりにセミスキム(1.6%の脂肪)を昨年までずっと選び続けていました。
そして、牛乳や乳製品に含まれるある種の飽和脂肪に関する最近の研究を知った後、全脂肪牛乳へと戻ったのです。

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スキムミルクのように低脂肪のものを選んでいた理由の1つは、飽和脂肪を摂取するとLDLの血中濃度が上昇するためです。
LDLとは、しばしば「悪いコレステロール」と考えられており、高レベルのLDLは心臓病と関連しています。
また、スキムミルクはガラス1杯あたりの全脂肪乳のカロリー量の3分の2以下なので、脂肪分が少なくなると考えられていました。

しかし、今ではそれが更に複雑であることがわかりました。
牛乳の飽和脂肪は確かにLDL値を押し上げますが、HDLとして知られる「善玉コレステロール」のレベルも押し上げ、LDLによるダメージとのバランスを取っています。
さらにHDLは血液中の過剰なコレステロールを拾い上げ、それをあなたの肝臓に戻し、そこで分解されて身体から取り除かれます。

そして驚くべきことに、全脂肪牛乳を飲む人はスリムになる傾向があるだけでなく、メタボリックシンドロームのリスクも低いことが最近の研究で分かってきました。

最近の研究では、1,600人の健康な中年スウェーデン人男性を対象とした11年間の研究期間中、バターを食べて全脂肪牛乳を飲んだ人は、スキムミルクや低脂肪スプレッドを食べた人よりも肥満になる可能性が半分になりました。
そして18,438人のアメリカ人女性を対象とした研究では、11年間で最も多くの全脂肪乳製品を摂取している人が体重を増やす可能性が低いことがわかりました。

研究によると、高脂肪乳製品を摂取することであなたがよりいっそう充実したものになり、甘いスナックの魅力が減るということです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したお話は、Dr Michael Mosley氏の記事から抜粋した内容となりますので、日本人の身体が同様の反応を示すかどうかは不明です。
それでも牛乳が身体に良い!とここまでハッキリ書いてくれているのは嬉しいことですね。

日本でももっと研究が進んで牛乳の素晴らしさを再確認できれば、日本人の“牛乳離れ”も少しは軽減されるかな…?

今後もこういった牛乳に関する情報が入ったらご紹介していこうと思います。
というわけで、今回は以上です!



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