牛乳だけじゃない!色々な哺乳類の乳成分の違い

色んな哺乳類の乳成分の違い

こんにちは!
今回は、牛乳とそれ以外の哺乳類の乳成分について調べてみました。

お乳が出るのは牛だけじゃない

哺乳類の動物たち

地球上にはおよそ5,000種類もの哺乳類動物が共存しています。
もちろん人間(ヒト)の私たちも哺乳類動物の一種です。
スーパーやコンビニで販売されている牛乳は、牛のお乳から作られていますが、その成分は他の哺乳類動物と比べてどのくらい違いがあるのでしょうか?

哺乳類の乳成分を比較してみよう

乳成分について調査した大学のデータを元にリスト化してみました。
色々な種目の哺乳類がいますが、主要な動物をピックアップしてご紹介します。

※岡山大学「各種哨乳動物の乳成分組成の比較」より出典

哺乳類動物名 全固形分 脂肪 たんぱく質 カゼイン 乳糖 灰分
ウシ 12.7 3.7 3.4 2.8 4.8 0.7
ヒト 12.4 3.8 1.0 0.4 7.0 0.2
ヤギ 13.2 4.5 2.9 2.5 4.1 0.8
ヒツジ 19.3 7.4 5.5 4.6 4.8 1.0
オランウータン 11.5 3.5 1.5 1.1 6.0 0.2
ヒヒ 14.4 5.0 1.6 7.3 0.3
リスザル 12.2 1.0 3.0 7.0 0.2
キツネザル 4.6 5.5 4.5
ハリモグラ 9.6 12.5 7.3 0.9
カンガルー 20.0 3.4 4.6 2.3 6.7 1.4
ハリネズミ 20.6 10.1 7.2 2.0 2.3
ヒナコウモリ 40.5 17.9 12.1 3.4 1.6
ビーバー 33.0 19.8 9.0 2.2 2.0
マウス 29.3 13.1 9.0 7.0 3.0 1.3
モルモット 16.4 3.9 8.1 6.6 3.0 0.8
ノウサギ 19.3 19.5 0.9
マッコウクジラ 43.5 36.4 3.8
バンドウイルカ 41.7 33.0 6.8 3.9 1.1 0.7
イヌ 23.5 12.9 7.9 5.8 3.1 1.2
ネコ 4.8 7.0 3.7 4.8 1.0
ヒョウ 19.4 6.5 11.0 4.2 0.8
ライオン 30.2 17.5 9.3 5.7 3.4
キツネ 18.1 6.3 6.3 4.6 1.0
ウマ 11.2 1.9 2.5 1.3 6.2 0.5
シマウマ 11.9 2.1 2.3 1.2 8.3
ニホンジカ 36.1 19.0 12.4 3.4 1.4
アカシカ 34.1 19.7 10.6 2.6 1.4
トナカイ 33.1 16.9 11.5 2.8
インパラ 35.3 20.4 10.8 2.4 1.4
タヌキ 19.0 3.5 8.0 6.6 1.0
ヒグマ 11.0 3.2 3.6 4.0 0.2
ホッキョクグマ 47.6 33.1 10.9 7.1 0.3 1.4
アライグマ 4.2 6.1 3 4.8 1.1
ミンク 21.2 3.4 7.5 2.0 1.0
オットセイ 65.4 53.3 8.9 4.6 0.1 0.5
アシカ 52.7 36.5 13.8 0.0 0.6
ハイイロアザラシ 67.7 53.2 11.2 2.6 0.7
ブタ 18.8 6.8 4.8 2.8 5.5
インドゾウ 21.9 11.6 4.9 1.9 4.6 1.4
アフリカゾウ 20.9 9.3 5.1 3.7 0.7
ロバ 11.7 1.4 2.0 1.0 7.4 0.5
クロサイ 8.1 0.0 1.4 1.1 6.1 0.3
シロサイ 8.4 0.3 1.4 6.7 0.2
カバ 11.5 3.5 5.3 4.3 0.8
ラマ 16.2 2.4 7.3 6.2 6.0
フタコブラクダ 15 5.4 3.9 2.9 5.1 0.7
ヒトコブラクダ 13.6 4.5 3.6 2.7 5.0 0.7
キリン 22.9 12.5 5.6 4.8 3.4 0.9
 テーブル内をスライドして下さい

こうして比較してみると、ウシの乳はその他の哺乳類動物よりもむしろ栄養価が少ないほうですね。
ホッキョクグマ、アシカ、オットセイ、このあたりの乳成分が高いのも驚きです。
それでは、なぜウシの乳が一般的な乳飲料として世間に出回っているのに、ホッキョクグマやアシカの乳は販売されていないのでしょう?

なぜ牛の乳が一般的なのか

色々な哺乳類動物がいる中で、どうして牛の乳「牛乳」が一般的な飲用乳として選ばれているのか。
その理由としては以下の点があげられます。

  • 牛の餌(飼料)は他の哺乳類動物の餌よりも入手しやすいため
  • 牛は身体が大きく、大量の乳を搾りだすことができるため
  • 味が美味しくて飲みやすくため
  • 加工に向いているため
  • 生産者の利益につながりやすいため

ラクダやウマの乳は、モンゴルなど中央アジアで飲まれており
ヤギの乳は、牛乳と近い性質を持っており、初めて人間の手で搾乳が行われたと考えられている哺乳類動物です。
ヒツジの乳は、ヤギよりも脂肪分・たんぱく質が豊富で加工もしやすい性質を持っています。

ヤギ乳・ヒツジ乳は、現在でも日本で販売されているので牛乳との味の違いを飲み比べてみるのも面白いかもしれませんね!
牛乳よりも匂いが強くて苦手に感じる人も多いですが、私も以前にヤギ乳を飲んだ時は独特の風味にビックリしましたが、濃厚で深みがあり病みつきになりそうな味でした。

でも、やっぱり牛乳が一番飲みやすいですね~。

というわけで、本日はここまで。



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